コラム

【ダイビング】秋のおすすめ お出かけスポットは海の中

2019.10.01

ダイビングではたくさんの魚と泳げます

秋は”行楽の秋”なんていわれます。日本には四季があって、それぞれの季節で美しい景色を楽しめますが、さわやかな秋風を感じながらの紅葉狩りなどは、格別に素晴らしいですよね。
ところで、秋は山のハイキングも良いですが、海のダイビングもおすすめなんです。海というと夏のイメージがあるかもしれませんが、むしろ秋の方が良いことも沢山あるのです。そこで今回、秋のダイビングの魅力をお伝えします!…とはいえ地域によってその様相も様々ですので、特に気候については関東から好アクセスのダイビングスポット”伊豆”辺りの様子をご紹介します。
「そもそもダイビングって資格が必要?」「器材はどうすれば良いの?」という疑問にもお答えしますので、興味のある所からお読みください。

ダイビングには秋がおすすめ

夏は暑いです。学校がお休みになるくらい暑いです。でもそれは気温のはなし、海水温は気温より少し遅れて温かくなります。
<夏>7月中旬、もうかなり暑い時期でも、まだ海水温は上昇途中です。<秋>9月初旬、気温は下がり始めてきますが、海水温はこの頃がピーク。10月初旬、気温の高かった7月中旬と同じ程度の海水温を保っています。気温が下がってきているのに海水温は高い、そんな秋にはこんなメリットがあるのです。

ボートダイビングでポイントに直行

■着替えや準備がしやすい

真夏は汗ばんで水着を着るのも大変です。冷房のない更衣室、水着がももで止まってしまった時には焦って余計に汗がでてきます。ウェットスーツは水の中で着るとか、直前まで上半身は脱いでおくとか、段取りを工夫しないとすごく暑いです。でも秋ならさらさらで快適です。

■日焼け対策がしやすい

船上や海から上がった後は、UV対策の”フード付き長袖ラッシュガード”を羽織るのが心地よい気候です。水着+日焼け止めよりも手間いらずですし、体力的にも楽ですし、オシャレも楽しめます。

■海水浴の混雑にあわない

ダイビングスポットは海水浴場と近い所も多く、夏休み期間中は道も駐車場もレストランも混雑することがあります。ですが学校が始まる頃には海の家も営業を終了し、海岸線は落ちつきを取り戻します。

海にも四季があってそれぞれに楽しいのですが、”秋”のダイビングの魅力お伝えできたでしょうか。ぜひ快適な秋の海に潜りに行きましょう。
ライセンスも器材も無い?大丈夫です。ライセンス取得のための海洋実習、そこからがもう楽しいのです。次は、ライセンスの取得など「ダイビングのはじめ方」をご紹介します。

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ダイビングのはじめ方

ダイビングを始めようかなと思ったらダンロップスポーツクラブにご相談ください。信頼のおけるダイビングショップと提携しておりますので、安心してダイビングの世界に飛び込んでいけます。またご紹介して終わりではなく、連携ながらダイビングライフ全体をサポートしていきます。

■まずは体験ダイビング

ダンロップスポーツクラブの浅いプールでダイビングの体験ができます。足がつくので安心です。プロのダイビングインストラクターが、基礎から丁寧にご案内いたします。器材の取扱い方法だけではなく、海で会える生物の話、国内外のダイビングツアーの楽しみ方、ライセンス取得のステップや費用のことまで、さまざまな疑問や不安に対応してくれます。
体験ダイビングで不安を解消したらライセンス(Cカード)を取得しましょう。CカードのCはCertification(認定)、つまり講習で知識と技術を習得したという認定証です。

■学科講習・プール講習

やっぱり「学科講習」はあるのです。でもその単語に拒否反応を起こさないでください。講習では、事前の自宅学習でよく理解できなかったところを中心に教えてくれます。内容はダイビングはもとより、海遊びで役に立つ知識が満載です。「義務教育に組み込んだらいいのに」と思ったくらいです。
海の実習の前にダイビング講習用の深いプールで「プール講習」があります。水の中で呼吸ができますし、浮くのも沈むのもボタンを押すだけです。泳力や体力に自信がない方も、講習を受けると安心できると思います。

■いよいよ海洋実習

”実習用の海”なんてありませんので、レジャーのグループの隣りで同じ景色を見ることができます。「実習」とはいえ、もうここから海の世界を楽しめるのです。器材の力を借りて静かにゆっくり移動するダイバーたちに、さかなたちは警戒心を解いてくれます。少しの間だけ海の生物の仲間入りをさせてもらった気分になります。
海から上がると「ログブック」という潜水記録をつけます。器材の記録は次回のダイブに役立ちます。出会えたさかなさんの名前も書きます。名前が分からない時には図鑑で調べながら「この子いたね」なんて話は盛り上がります。

海の中の世界を知る前と後で、海の見方がかわってきます。「この辺りではどんなさかなに会えるのかな?どんな地形なのかな?」なんて考えるようになってきて、海面を眺めながらもココロは海中にいたりします。
海洋実習を終えCカードを取得したら、有資格者が楽しめる”ファンダイビング”に申し込めます。レジャーダイビングに出かけましょう。器材をレンタルするか購入するかを悩むのも、また楽しみのひとつです。

万座毛から海を望む

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ダイビング器材

ダイビングに必要な器材には、マスク(水中メガネ)、スノーケル(シュノーケル)、フィン(足ヒレ)、BCD、スクーバタンク、レギュレーターなどがあります。BCDは空気を出し入れして浮力を調整する袋で、ジャケットを着るように装着するものが多いです。スクーバタンクはダイバーが水中で呼吸出来るように、高圧の空気を入れてある金属製の筒です。空気はBCDにも使います。レギュレーターはタンクの空気を吸えるようにするシンプルな器材です。でも、ただのホースではありません、高圧の空気を吸いやすい圧力に下げてくれる優れものです。
そして、より詳しい解説と選び方は講習で教えてくれます。なので講習前に購入しないことをおすすめします。ここでは教科書には書いていない、わたしのおすすめを紹介します。

■マスクのストラップカバーとくもり止め

マスクにストラップカバーをしておくと、髪の毛がからまずスムーズに着脱できます。よじれ防止に、目印に、大活躍です。デザインも豊富ですのでお気に入りを見つけましょう。愛着も湧きます。
くもり止めは、レンズの内側に貼るタイプが高性能ですし、現地での手間がかかりません。最近までそんな商品があるとは知らず、お風呂のカガミ用くもり止めフィルムをチョキチョキしていました。

ダイビング器材、マスクとストラップカバー、スノーケル、プルオーバーのラッシュガード

■セパレートとラッシュガード

ワンピースの水着は何かと不便です。セパレートにして、上からプルオーバーのラッシュガードを着ればおなかもかくれてGoodです。
ラッシュレギンスで足まで覆うとウェットスーツを着る時にすべりが良く、準備が楽になります。上下淡色は避けた方が無難だと思いますが、体型とセンスとお好みで。

ダイビング小物はともかく、ダイビング器材はデザインより機能性です。じぶんのダイビングスタイルに合わせて、最適なものを慎重に選びましょう。講習の時はレンタルをして、インストラクターと相談するというのが失敗しない器材選びです。ダンロップスポーツクラブの店舗で注文して、自宅に発送なんてことも出来ます。

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Cカード(ライセンス)を取得したら

Cカードを取得してダイバーの仲間入りをしたら、色々な海の楽しみ方ができます。「色々ってどんな?」と思ったらダンロップスポーツクラブにお問い合わせ下さい。ご紹介できる提携ダイビングショップのツアーは、なんと年間に500以上もあります。

■ダイビングショップのツアー

近場の日帰りツアー、宿泊ツアー、海外ツアーなど、きっとスケジュールにピッタリはまるツアーがあります。ツアー参加者の目的は同じ”ダイビング”ですので、道中からおしゃべりで盛りあがったりします。初心者限定ツアーの開催など、ダイビングショップならではの気づかいが嬉しかったりします。

■旅先で1日だけダイビング

ビーチリゾートや離島に旅行するとき、1日だけ、もしくは半日だけダイビングを組み込むこともできます。旅先の文化や自然を、海の中までまるっと感じると、いっそうその土地が好きになって思い出深い旅になります。

SNSやテレビ番組で海の中の映像を目にする時にも、同じような景色を見たことがあるかないかで感激もかわってきます。スマホやテレビ画面の外側に広がる世界を、自然と想像して、その想像の世界に包み込まれます。
そんな風にダイビングで海の中の世界を知ると、日常の世界もちがって見えたりします。でも、なかなか言葉では伝えきることができませんので、ぜひ体感しに行きましょう。

沖縄、恩納村のビーチ

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