【全日本鍼灸学会学術大会2023】スタッフ活動日記

おしらせ 2023.07.01

 本年も昨年に引き続き、全日本鍼灸学会学術大会にて、演題発表をいたしましたのでご報告させていただきます。
 第72回全日本鍼灸学会学術大会神戸大会が、神戸国際会議場で6月9日から6月11日まで開催されました。全日本鍼灸学会は、日本の鍼灸関連学会では最大の学会で、本年の学術大会の一般演題は175演題が発表されました。
 私は、「硬膜動静脈瘻の術後の複視に対する鍼灸治療の一症例」という演題で口演いたしました。複視(物が二重に見える症状)に対して鍼灸治療が有効であった症例です。
 今回は、他の先生も複視に対して鍼灸治療が効果があった症例を演題発表されていました。複視に対して鍼灸治療が有効であった症例は少ないので、会場には多くの方が私の口演に来場していただきました。
 他の演題発表も拝聴し、鍼灸治療の有効性、エビデンスに基づく鍼灸が構築されてきていることを感じました。これからも鍼灸治療の発展のため臨床研究を日々精進してまいります。
鍼灸師・柔道整復師 井坂