コラム

【所有するということ管理するということ】白州フォッサマグナの湯

2018.03.05

ビュールレ・コレクション入口のイレーヌ嬢

国立新美術館で開催されている「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」はもうご覧になりましたか?(※1) 出品作の約半数が日本初公開であることに加え、2020年には全コレクションがチューリヒ美術館に移管されるとのことで、今回が「ビュールレのコレクターとしての全体像がみられる最後の機会」とのことです。「? 見たければチューリッヒ美術館に行けばいいのでしょ」と思うかもしれませんが、そうでもありません。ビュールレさんが想いを持って収集した作品達をまとめて鑑賞できるということに本展の価値があると思います。コレクターの方によっては観覧を「教育目的以外では非公開」にするということもありますので、せっかくのチャンスは逃さないでいただきたいと、ちょっとお節介な思いを持っています。
※1「国立新美術館で開催されている」は本記事リリース(2018年3月)時点の表現です。5/19福岡、7/28名古屋に巡回予定です。

ところで、美術品に限らず【所有すること】の意味が時代と共に変化していると感じませんか? 交通網や情報網の発達につれ「持っている人が管理し、持っている人が楽しむ時代」から「管理が得意な人が管理し、多くの人達が楽しむ時代」になったと感じます。子供のころはTVゲームを持っている友達の家に集まって遊んだものですが、最近では海外の友人がモンスターを狩るのを手伝ってくれます。ゲームの本体は何処で誰が所有しているのでしょう…。

みんなの温泉

「所有・管理・利用」をうまく仕組みにしたのが「指定管理者制度」です。 (株)ダンロップスポーツウェルネスが受託している「白州塩沢温泉フォッサマグナの湯(山梨県北杜市)」を例に挙げれば、各戸で大きな温泉を所有することは何かと無駄が多いと思います。そこで、北杜市が所有する温泉をみんなで利用させてもらうというのは、すごく効率的だと思います。さらに進めて運営は、同様の施設を運営する会社に委託すれば、他施設で培ったノウハウを活用することも出来ます。当社は温浴施設やスポーツクラブを運営しておりますので、そのノウハウをフル活用していきたいと思います。

白州フォッサマグナの湯のマシンジム

フォッサマグナの湯にはトレーニングマシンがあります。 「温泉は気持ちが良いけど、運動しなきゃ…」なんて悩むことはもうありません。むしろ「運動しなきゃ」と思いたったらお越しください。ジョーバの電気代や振動やメンテナンスの心配も無用です。運動や入浴の前後は水分補給が大切です。ですからもちろん自動販売機もあります。プロテインは販売していませんが、「八ヶ岳牛乳」の販売機があります!「八ヶ岳コーヒー」もあります。昔ながらのかわらぬこの味わい、若い方もぜひお試しください。ココだけの話、アイスクリームやビールの販売機もあります。ほどよくご利用ください。

遠いのに近い温泉

「白州」ブランドが多方面で注目されていますので、心の距離が近くなった方は多いと思います。ですが、実際に首都圏から行くには遠いと思っている方も多いのではないでしょうか。その通り地図で見ると確かに遠いです。ですが、ルートを調べてみると意外と「近い」ことに驚かれるかもしれません。新宿から「あずさ」を利用すれば、出発時間にもよりますが2時間半ほどで白州フォッサマグナの湯に到着です。車でお越しの場合は小淵沢インターから10分ほどです。

白州フォッサマグナの湯の内湯

車は所有しない主義ですか?大丈夫です、今はカーシェアも利用しやすくなりました。 交通網や情報網が発達して、色々なものが「家に居ながらにして」利用できるようになりました。VR(バーチャル・リアリティ)で疑似海外旅行も出来る時代ですが、温泉は実際に行って入りたいですよね。白州フォッサマグナの湯 ページはこちらから。

※画像をご提供して下さったビュールレ展広報事務局様まことにありがとうございます。「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」オフィシャルサイト

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