【進化するトレッドミル】ランニングの虜

2019.11.29

トレッドミル【treadmill】(1)製粉を行う足踏み車(19世紀、囚人の矯正用として使用された)(2)単調な仕事、終わりのない仕事(3)フィットネスクラブに設置される有酸素運動を目的としたベルトコンベア状の踏み台

プリズナーワインは虜にする魅力という意味も。

<<走る人の気持ちは、走ってみないと分からないのかもしれません。>>

-何のために走るの?
はい確かにトレッドミルでのランニングは「移動するため」ですらありません。「走りたいから」と答えるのは質問を無下に扱っている訳ではなく、そうとしか言いようがないからなのです。
-そうだよね、なにも考えないでカラダを動かすとリフレッシュできるよね。
悪気は無いと分かっています。共感しようという気持ちは受け取っています。ですが走るときは考えないどころか、常に考えているのです。むしろ走ることは考えることだ、という言葉を飲み込み無言でうなずきます。

立ち止まってじっくり考えるのとは違いますが、自分の走りを全身のセンサーで感知し、瞬時に微調整していきます。足音や足裏感覚、正面のガラスに映る姿勢や腕の振り、疲れとともに顕著になる悪い癖、その影響による関節の違和感。常に課題を課せられ、それを処理していきます。

また、ひと口に”走る人”と言っても考え方は十人十色ですので、誰にも共感は期待していませんでした。期待していなかっただけに「スキルラン」との出会いは衝撃的でした。

ランナーに寄り添うマシン

テクノジム社のスキルラン

スキルランはテクノジム社のトレッドミルです。ですが、常識を覆すこのマシンには「トレッドミルです」という説明すら不正確なのかもしれません。”ランナーの要望に応えたマシン”というよりも、”ランナーの思いそのものを形にしたマシン”と表現できるような”意思”を感じます。多くの革新的な機能の中から、今回は3つをピックアップしてご紹介いたします。

・ランニングに関するデータのフィードバック
・パワー トレーニング
・ルーティン トレーニング

このマシンに出会った日、搭載された機能の全体像に迫りたくなり、その日のトレーニングメニューを無視して長時間走ってしまいました。さらにスキルランは、私の思い描いていたトレッドミルによる運動の強度を越えてきます。この時の経験は、私の心とハムストリングに強く刻まれ、翌日(翌々日)の通勤時にもくり返し押し寄せてきました。つまり、読了してからの使用を推奨します。

革新的な機能

ランニングに関するデータのフィードバック

スキルランのバイオフィードバック

ランニングのテクニック向上には、まず現状を知る必要があります。スキルランのフィードバック機能は、ケイデンス(ピッチ)、ストライド、接地時間などランニングに関するデータをリアルタイムに提供してくれます。

「足を長く見せたい」という発想から、「着地でブレーキをかけながら走っていますよ」と指摘されるフォームになっているランナーにとっては、厳しくも嬉しい機能です。理想のフォームのイメージと感覚に加え、データに基づいた走りの分析をしたいと思います。

パワー トレーニング

トレッドミルで1時間走るよりも、屋外で実際のロードを1時間走る方が疲れると感じませんか。地面の凹凸や傾斜、気象の変化、交通の緊張感や信号待ちなど様々な要素がありますが、根本的に違うのは接地面(コンベア≠路面)です。トレッドミルは動くベルトコンベア上を走ります。それは膝への衝撃が軽減されるというメリットもありますが、蹴り出しの負荷が十分に得られないというトレーニング上の課題も残ります。筋力アップのためバイクをトレーニングに取り入れているという方も多いのではないでしょうか。

スキルランでのパワートレーニング

スキルランなら乗り換えをしなくともパワートレーニングが可能です。前方のハンドルを握り、プッシュをしながら蹴り出しのパワーを鍛えることができます。バイクと比較すると腰が支持点になっていないため、よりランニングに近い状態で筋肉の連動性を高められます。

ルーティン トレーニング

走りたいから走るとはいえ、モチベーションが上がらない時もあります。ランニングは個人種目ですので、トレーニングも自分流に実施できるのが魅力なのですが、それが逆に負担に思えてしまうこともあります。それを見透かしたように、スキルランにはルーティントレーニングという機能があります。

スピードと傾斜の変化、パワートレーニングやサイドステップ、ランジといった種目が組み合わされたメニューが、トレーニング目的に合わせて3種類用意されています。継続的に、反復して、走りに集中したトレーニングを実施することができます。同じメニューでも、能力の向上に合せて強度を上げることもできます。

はてしない道

子供の頃はたいした努力をしなくても、身長とともに競技成績が上がったりしました。それが一定の年齢を超えると、現状維持にもかなりの努力を要するようになりました。「ゴールはもう通り過ぎたかな」と感じたこともあります。ですが「全てをやりきったか」と問われると「はい」とは言い切れません。まだまだ向上の余地は大いにあります。タイムや順位といった目標もありますが、走っていくゴールは「自分で自分をほめたい」と思える領域です。

遠くまで続く道、宮古諸島をつなぐ橋

トレッドミルの「終わりのない仕事」という意味は、もちろんネガティブな語源から派生したものですが、飽くことなき楽しみを与えてくれるランニングのマシンとして、ポジティブな意味にも思えてきます。

ランナーの思いを共有して開発を進めるマシンメーカーがいます。ランナーに寄り添ってサポートをするスポーツクラブがあります。皆でいっしょに走っていきましょう。

スキルランはダンロップスポーツクラブ北松戸でご利用いただけます。(2019年11月現在)
テクノジムジャパン株式会社様、記事制作にあたりご協力いただき誠にありがとうございました。

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